2021-07-03 付和雷同 わからないこと 久しぶりに面白く読んでいる本。 共感するか所がいくつもあった。 そんな中、最近よく耳にする、「同調圧力」を考えさせられた言葉がある。 それは「付和雷同」、辞書には「自分に一定の見識がなく、ただ他の説に訳もなく賛成すること」とある。 日本の世間は「付和雷同」だと述べて、そこから日本文化について、「臆病と付和雷同とをくっつけたようなところがある」と述べている。 確かに、圧力がなくても同調しやすい文化があるのではと思うことがある。 こういところは丸谷才一さんは、なかなか鋭い。