スイスの思い出
この間、免許更新の手続きに行ってきた。
お決まりの法定講習はつまらない内容だろうと思っていた。
ところが、今回は非常に興味深い内容がひとつあった。
信号のない横断歩道での交通違反取り締まりが強化されているとのこと。
歩行者優先をほとんど無視しているように見える日本のドライバーにちょっと腹を立てていた私にとっては喜ばしいこと。
スイスに旅行した際、そういう横断歩道で、まだ渡るかも決めかねていた私の姿を素早く目にしたドライバーがかなりのスピードを出していたにも関わらず、直前で急ブレーキをかけてピタッと止まったのだ。正直驚いた。日本では決して経験したことがないことだった。
講習の際、警察の方が言うには、きっかけはオリンピック。
諸外国はこの歩行者優先という意識が当たり前なので、日本人ドライバーが訪日外国人歩行者を事故に巻きこむ可能性大だからだ。
きっかけは何にしろ、日本でも歩行者優先の意識が根付いてくれたら、私のストレスも少なくなる。
スイスのことを思い出したら、気さくに話しかけてくれた子ども達のことを思い出した。