つぶやき

日々のあれこれを気ままに綴っています。

必要な情報

日本中新型ウィルスの情報に溢れているけれど、自分に必要なというか、ためになるニュースはなかなかない。

そんな中、きょう読んだこの記事は興味深かった。

headlines.yahoo.co.jp

以下上の記事からの引用

新型コロナウイルスは、SARSと同じようにACE2と呼ばれる酵素と結合することを足掛かりにして感染します。ただ近年は、細胞内に侵入して感染するには補助となる別の酵素が必要だとわかってきました。心臓にはACE2が多く存在するのに新型コロナウイルスは感染しないのはそのためです。その酵素がどこに多いかは人による。その結果、上気道に感染して臭覚や味覚を失った人、腸管に感染して下痢になった人は新型コロナ感染者とは気づかれない。そのことも若者が少ないといわれた理由でしょう」

 

本来なら活動量が多く感染リスクが高いはずの若者の多くが重症化せず目立たないことも、少なく見える理由だったかもしれない。

「子供が重症化しない理由のひとつに、大人に比べて免疫組織が未熟で、サイトカインストームが起きにくいからだ、との説もあります」

 風邪をひくと乳幼児が重症化するが大人はそうはならない。ところが今回の新型コロナウイルスは真逆だ。乳幼児はひどくならず、大人は重症化する。その謎を解くカギが免疫組織の発達の違いにあるとの見方もあるという。

多くの人は勘違いしていますが、ウイルスが引き起こす病気の多くは、ウイルスから身を守るための免疫組織が暴走することで自分自身にダメージを与え、発症するのです。つまり、肺組織が健康な若者は、感染に伴って発せられるサイトカインが大人に比べて少ないために感染しても大事に至らないというのです。仮説のひとつですが、支持している医療関係者は多いです

 

 

「侵入して感染するために補助となる別の酵素」そういうことまでわかってきているのですね!

その酵素が呼吸器系の臓器、特に肺に多い人が重症になるということか...

 

重症化する人は自己免疫疾患と関連があるということは、何となく想像していました。

仮説のひとつとはいえ、自分も同じような認識を持っていました。

 

いずれにしても、わからないことだらけ、でも考えてみたら、この世の中でわかっていることって何だろう、わからないけれど、わからないなりに何かつかめる気もします。

 

人の身体は解剖学的にも生理学的にも同じような組織、働きでできているけれど、顔や性格が違うのと同じように、個々に違っているはず、というイメージを持っています。

感染症の場合公衆衛生との関係が深くなってくるので、経済と強く結びつかざるをえない。

 

その国の政府が何を優先しているか、こういう非常事態の際にはっきりみえますね。