不名誉な名前
今朝は今までで一番開いた花の数が多かったインパチェンス。
知っている人は葉を観ればすぐに、ホウセンカの仲間と気づくはず。
だからハーバリウム用には向かないと思っていた。
祖母の世代だろうか、ホウセンカの花びらでマニュキアみたいに爪を染めていたのは。
花弁が薄くて、色落ちする花はハーバリウムにはちょっと難しい。
ホウセンカと聞けば、私の世代はポンと指で触れて、種が弾けるのをおもしろがったものだった。
なんと、この特徴が、こちらのインパチェンスの名前の由来だと今日知った。
耐えかねて、種がはじけるから。
ラテン語のimpatiesからの名、英語ではimpatient:我慢ができない、辛抱できないという意味になる。
我が家のインパチェンスは5月植えつけてからしばらくは、花もあまり咲かず、葉だけが元気だった。それが、ひと月ふた月としっかり耐えて、今はこんなにきれいな花を咲かせている。
「不名誉な名前、なんとかして」そんな風に思っているかもしれない。^^